うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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おとといくらいのニュースで
「海水浴場で少年が雷に打たれて重体」と言っていた。
それにしてもここ最近、夏の雷がかなり激しい。
そんな恐ろしい雷シーズンを、すでに二度ほど経験済みの時雨さん。
実は毎年我が家では「カミナリ訓練」を行っている。
まあ、訓練…というほど大したものではないのですが・・・

いちばん最初のトレーニングは生後三ヶ月。まだワクチンが終了していない頃。
「社会化期であるこの時期に、様々な音に慣らして下さい」
トレーナーさんに一枚のCDを手渡された。
録音されていたのは雷、花火、大太鼓、掃除機、赤ちゃんの泣き声と笑い声、パトカー、消防車、トラック、ジェット機、電車、クラクション、小型犬と大型犬の吠え、猫の声など。
これを大きな音で何度も聞かせた。
時雨は興味津々な様子で大型犬の声には吠えたし、サイレンや赤ちゃんの声には首をくるくる回したりして、なかなかの反応の良さ。
「正常な反応ですね」なんて言われたっけ。

「まあ、本物とはやっぱり違うんですけどね」ということばどおり
確かに実際の音とは違うので、これは散歩に出られるようになる前のトレーニング。
外に出てからは少しずつ周囲の音に慣らしていったので、ある程度の音やものには動じなくなった。
ただ、数ヶ月前に突如近所に出現した「スケボー青年」にはワンワン吠えて困る。
まさに想定外。やっぱり経験のないものには強く反応するんだなあ。
その青年がまた、わざとけしかけるように滑ったりするのが憎らしい限りである。

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というわけで。
これからの雷シーズン到来にあたって、毎年やっている訓練内容ですが。
「無反応」
これだけです。

実は私は、雷と地震と飛行機が大嫌い。
時雨を迎えてはじめての夏は、私が雷の音ににビビってしまい
音がすると「キャー!」と立ち上がってはトイレの中に逃げ込んだり、玄関で固まっていたり、とにかくバタバタしていた。
その間時雨は私の後をついて動きまわったり、窓に向かって吠えてみたり。
性格的に強気の時雨は、恐怖心というよりも警戒吠えのようだった。
恐怖心がある場合は、私がやっている方法で効果があるかどうかは分からない。
あまりに様子が酷い場合はトレーナーさんの力を借りたり、レメディを試したり、行動療法専門の獣医師さんに薬を処方してもらうこともできるようだ。

この訓練はこれからはじめて雷や花火の音を聞くことになる子犬か、時雨みたいに飼い主の影響を多大に受けるタイプには効果があるかもしれない。

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最初の頃は、雷が鳴るとサーッと窓の方に走って行ったり、どこから音が鳴っているのかと聞き耳を立ててウロウロしていた時雨。
でも、あるとき、私が無反応だと時雨も反応が薄いことに気がついた。
「無反応」というのは、とにかくただひたすら私が雷に反応しないだけ。
それまでしていたことを絶対にやめたりせず、それまで通りの行動を続けるのだ。

だけどこれが案外難しい。
例えば、仰向けに寝転んで時雨を太ももに乗せている時にいきなり「ドーン!」と来たとする。それでも、ぴくりとも動いてはいけない。
出来れば「自分の心すらも動かさないぞー」という気持ちも必要。
もちろん雷が死ぬ程嫌いな私は、ひたすら我慢、我慢・・・
この状態を崩さない。
例えば、こうやってパソコンに向かってキーボードを叩いていたとしても、一瞬も手の動きを止めないし、今までのリズムを崩さない。音に気をとめる素振りさえせずにずっと叩き続けるのだ。
もちろん、窓の外を見るなど、目を動かしてもダメ。大変でしょ。。。
そうすると「なんだいまの音は!?」と、ビクッと顔を上げてこっちを見た時雨も、また今までどおりウトウトしはじめる。

トレーニング(?)の結果なのか。今や、どんなに近くに雷が落ちても大丈夫みたい。
とにかく私が動揺すれば過剰に反応する。落ち着いてさえいれば「どうってことないんだ」と思っているらしい。

先日大きな雷が聞こえてきて、時雨は音がするやいなや私たちを「ハッ」と見た。
ちょうどだんごさんとふたりでテレビを見て話をしている最中だったので
そのまま変わらずしゃべり続けていたら、何度かこっちをちら見したあとで落ち着いて寝ていた。

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でも最近じゃ、天気予報はもちろん、遠くの空を眺めては暗雲の動きを確認し、雷がやってくる前に窓をすべて閉めておく。ほとんど漁師のようだな。
慌てて閉めに行ったり、バタつかないように事前にコトを済ませておくというわけ。
もしも思いがけずいきなりの来襲に遭ってしまったら
「ちょっとトイレに行って来るか~」とか
「ジュースでも飲もうかな~」なんて、わざとらしくしゃべりながら、トイレ帰りや冷蔵庫からものを出すついでみたいに窓の外を何気なく見てから閉める。
「雷が鳴ったから閉めてるわけじゃないんだよぅ」という雰囲気で。
ほんと、必死ですよ。なにせ相手が超敏感なもので…
とりあえず、私の心のドキドキは今のところバレてないみたい。
ふん、勝ったな。

今のところは毎年、この方法で乗り切ってこられた。
今年もこれで乗り切れるといいな。
そしておまけに私の雷嫌いも解消できるといいもんだ。

ちなみに、こういった、物音に反応しすぎることを「音響シャイ」というらしい。
シャイどころの話ではないような気もするが。


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花も同じです~
飼い主の反応を多大に受けるタイプ
少し違うかな?
私は雷の地面に響き渡って地球を認識できるみたいな音が大好きなのでワクワクしていると花は安心して寝ています
しかし地震が大大大大大嫌いなので花もうろたえるばかり
しかも6Fなので揺れが恐ろしく涙ぐむほどで私は必死にワンコと非難を想定し
とりあえず私の近くに呼び寄せるといつもなら何かに反応していると無視するくせに
ピタッっと傍に来て様子を伺ってます
正しく言うならば
私が困ったり悲しんだりうろたえたりする事が怖いと言うんでしょうかね
どうしてよいのかわからないんだと思います
それを見たときに 
あぁ 私が穏やかに暮らさないと不安になるんだなぁ と思いました
最近ではイチもそんな感じになってきました
すごく敏感ですよね 犬って
なんでもない事なの? と確認したりして
困ったことに人に対しても私の心を丸写しします
相手には誤魔化しますが確実に私の好き嫌いで判断している気が・・・

2007.08.10 19:52 URL | ミミヨ #- [ 編集 ]

>ミミヨ さま
地震はホントに怖いですよね。
しかも今年は災害が多いといわれる亥年だし…
うちもけっこう揺れたので、中越地震の時は私もそうとう慌ててたんですけど
多分それがハシャイでるように見えたらしくて(脱出用に、まずリードをつけたので散歩かと思ったんでしょう)、時雨はちょっと嬉しそうでした。
何があっても、いつも心おだやかに暮せればいいんでしょうけど
なかなかそうもいかないのが現実ですし。
でも、やっぱり犬たちにとっていちばん怖いのは
大好きな飼い主にまったく相手にされなくなることですよね。
いつでもちゃんと守られているんだ、という安心感をもって暮して欲しいです。

確認するようなしぐさ。フレンチってよくしますよね。
なにかコトがあると必ずこっちを見て確認してから行動するみたいな。
元々頭の良い犬種だとは思ってましたけど、豊かな感情と情緒は賢い大型犬並です。
ところで、人に対しての好き嫌いを見透かされるなんて。
かなり鋭いですね。
知らず知らずのうちに、ミミヨさんの顔色やちょっとしたしぐさを見ているのかも。
トレーナーさんには「リードを通して人の心の動揺が伝わりますから!」
と、恐ろしいことを言われましたよ。

2007.08.11 23:47 URL | チタリニ #- [ 編集 ]













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