うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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来週末から十月のアタマにかけては、犬関係の勉強会やボランティアが目白押し。
日々ろくでもない妄想をくりひろげてばかりいる私に、たまには犬の気持ちになって考える時間をくれた(誰が?)ということでしょうか。
まずは来週3日間連続で、獣医師の年次大会に「こそっ」と出かけて、講義を聴きにいく予定。なぜに「こそっ」となのか。
実は昨年も参加して、大いに後悔したことがあった。
「一般の方の参加も可」というフォーラムだったので、私は特に何にも考えずに民族チックないつもの服装で会場に向かった。しかも、方向音痴なので場所が分からず遅刻しそうになり、慌ててダッシュしたので汗だくなうえに髪もボサボサ。
受付を済ませ、ひと息つきながら周囲にいる人々に視線を移してみれば、そのほとんどが獣医師(Vet)か動物看護士(VT)ばかり。おまけに彼らは全員スーツ着用(!)。
会場内では必ず全員が身分証明カード(VetかVTか一般人か)を首から下げていなければならないので一目瞭然。
百戦錬磨の私も、さすがに生き恥をさらした感があった。

のちに改めてネットで検索すると「服装について*という欄があり『年次大会はアーバンリゾート型コンベンションです。参加の服装はスマートカジュアルを基本としておりますので、どうぞノーネクタイでご参加下さい』」とあるではないか。
スマート…? アーバンリゾート???

会場が「ホテルニューオータニ」ということも少しは考えれば良かったと反省。今回はもっとマシな格好で出かける予定だ。ただ、アーバンリゾート風スマートカジュアルかどうかはわからないけれどもね。

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そして、ボランティアというのは、盲導犬を連れている人たちの先導役。
実はこれも、去年はじめてお誘いを受けた。
地方からやってくる人達を東京駅までお迎えにいって、盲導犬と共に会場入りする。
これも、日本各地から盲導犬ユーザーの方々が集まる年次大会のようなもの。
全てが終わると、また駅構内までお見送りして、おしまい。

私はホームヘルパー講習の修了証(国家資格ではないので)はもっているんだけれど、実は、はじめはガイドヘルパーになろうと思っていた。ガイドヘルパーとはその名のとおり「案内」役のこと。
ただ、ヘルパー講習を受けているうちに、これだけで食べていくのはかなり難しいと感じ、結局ヘルパーにはならず、機会があったらボランティアでやろうと考えていた。自分から望んで「本当にやりたい」と思ってやらないと、きっと相手にとって迷惑になるだけだから。

盲導犬のボランティアも当初は先方からお願いされたわけだけど、これも結局まわりまわって自分のためになった。盲導犬とはいっても、実際は人に対して声で助け舟を出すという役割なので、犬のためのボランティアということではない。
だけど参加して新しいこともたくさん知ったし、なによりとても勉強になった。
たとえば、駅構内でお座りをさせてじっと電車を待っているとき「かわいー」「触ってもいいですか~」と近づいてくるひとたちが案外多い。
触ってもいいかと聞いてくる人はまだいい。勝手に背中辺りを触っている人もいる。
一生懸命自分の方を向かせようと、目で合図する人たちまで…
悪気がないのはもちろん分かっている。
なので、そんなときは私が丁重にお断りさせていただく。実はこんなことも当日の私のお役目のひとつなのである。
「彼らは盲導犬なので、今は仕事中なんです。もしも触られて動いたり、それによってなにかタイミングが狂ってしまうと人の命に関わってくるんです。すみませんが、そのままなにもしないでいてもらえないでしょうか?」
まあ、本来、触られても動じないように訓練はされてきているはずなのだが、私が見ている限りでは、差し出された人の手をクンクン嗅いでいる犬もいた。
仕事中は匂いかぎもいけないらしく、「クンクンNOよ~」とかわいいコマンドをかけられていたのはちょっと微笑ましかった。

みなさんも盲導犬を見かけたら、どうか目を合わせずに無視していてくださいね。
それが正しい接し方なのです。

去年会った人が言っていた。
ちょっと混んでいた電車に乗ったとき、犬の足をわざと踏みつけるひとがいた。
盲導犬は、乗り物内では「フセ」の姿勢をとるので、邪魔だったのだろう。
その場では付き添いの人が一部始終を見ていたそうで、踏んだ人を睨みつけてやったらしい。
そのくらいのこと、許せないものなのかな?
たとえば、駅の階段を昇るときや降りるとき。目の前にのろのろ歩くおばあちゃんがいたとする。なかなか先に進まない。「イラッ」とするか?
昔の私だったら多分「イラッ」としていただろう。とにかく毎日急いでいて、忙しかった頃。だけど最近は、仕事で現場に行く時も30~40分前には到着するようにした。
そうすれば気持ちに余裕が出来るから。急いでいるとどうしても気持ちの抑制が出来なくなるものだ。早く着き過ぎたら、カフェで本を読みながらお茶を飲む。
焦る必要がないというのはなかなかいいですよ。

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「この子たちと何年も一緒に暮らしていると、だんだん心と心が通じてくるの」と言った人がいた。会が終わるまで、犬たちはイスの下で伏せたままじっと待っている。私はけっこう後ろの席にいたので前方の人と犬たちがよく見えた。犬がときどきちょこっと体勢を変えたり、なにか動きがあるたびに、ほとんどすべてのひとが犬の背中をやさしく撫でてあげていた。本当に、何度も何度も。
そして犬はうーんと伸びをして、ちょっと主を見上げ、またゴロンと横になる。
もしかして「盲導犬って、一生仕事ばかりの人生で可哀想」と思っている人がいるとしたら、多分それは誤解です。
お互いがとても強い絆というのか、信頼関係で結ばれているように見えたから。
ひとも犬も…彼らはとても楽しそうで、幸せそうだったから。
仕事以外のときは、リラックスタイムやふつうの散歩だってもちろんあるのでご安心を。

今回もまた新しい出会いがあると思うと、今からわくわくする。
あ…。半年前に行った手作り食セミナーの、次のステップもあるんだった。
というわけで、しばらくは犬ネタが続きそう。。。
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ステキですね
盲導犬のお話もボランティアのお話も私はすごく興味があるくせに行動出来ていないくちです
もう一度勉強しようしようと思いつつ生活に追われていることに気付きました
昔は時間にギリギリの生活をしていたので前の車が遅いだけでブツブツ言いながら今考えると恐ろしい運転をして抜いてった気がします
今は私も時間の随分前に着いてゆっくりするタイプになったんですけど(笑)
時間に余裕が出来ても気持ちに余裕がなかったり
不健康だったりで人の話を聞ける状態ではないのでボランティアはまだダメですかね
災害のあった被災地でのお手伝いや地雷撤去ばかりがボランティアではありませんよね
やはりもう一度勉強しよう(笑)

2007.09.13 23:49 URL | ミミヨ #- [ 編集 ]

>ミミヨ さま
若い頃は「ボランティアは金と時間のあるひとがやること」
と思ってました。今でも、その通りだとも思うんですよ。
私は金はないけど、時間がある時もある…ので
うまくチャンスとタイミングがあったときだけのチャレンジです。
でも実際は、思っていたよりもずーっと楽しいことでした。

でも、学生時代と違って自分から勉強しようと思うなんて
スゴいことだと思いません?
私もまだまだ勉強したいことがいっぱいあります!
生活に追われたり、体調が悪かったりすると
どうしても気持ちに余裕が無くなっちゃうんですよね。
私たちも生活に追われがちですけど、多分会社を辞めてフリーになったことが
いい方向に進んだのだと思います。
保証はないし、軌道に乗るまではジリ貧ですけどね(笑)

2007.09.14 21:08 URL | チタリニ #- [ 編集 ]

最近テレビでいくつか盲導犬の特集を見て
盲導犬についていくつか知識を得ました。
しかし盲導犬と出会った時の接し方は
どのテレビでも目にする事はありませんで
した…出来ればそういう役に立つ知識も
一緒に教えてくれれば良いのになぁーと
思わずにはいられません。
私もここ数年忙しい毎日に追われながら
ある日ふと、時間に余裕を持とうと
思いました。朝早く家を出てカフェに
寄って見たり、遠回りしてみたり、
家で後五分~なんてウダウダ寝ていた頃
よりもずっと心に余裕が出来て
ステキな経験が出来ていると思います♪
さすが、早起きは三文の得とは
良く言ったものですよねー!!

2007.09.17 00:04 URL | みぃ #- [ 編集 ]

>みぃ さま
確かになかなかそういう情報は入ってこないんですよね。
去年会場に行った時は、付き添いの人に対して「先導の仕方」の
注意点なんかは教えてくれたんですけど
もっと一般の人に対して広く伝えるようにしていけばいいのに…と思いました。
今回は、NHK見学とか懇親会とかいろいろあるようなので
機会があったら協会のひとに話してみようと思います。

まだまだ真夏日が続いてますけど、もうすこし涼しくなったら
休日は朝からワンコ連れでカフェ…なんていいですよね。
私たちは早く起きたり徹夜したりでかなり不規則なんですが
やっぱり早く起きた日は1日がすごく長く感じます。
でも、休日に寝不足だと昼寝しちゃって気付けば夕方…
なんて無駄なこともよくやってますよ。

2007.09.17 21:47 URL | チタリニ #- [ 編集 ]

最近ボランティアに興味がありまして、
ブログ記事検索エンジンのサイトに
検索をかけて記事を読み漁っていたところ
たどり着きました!

「そういったボランティアもあるのか」
とは全くちがって、
読ませる書き方をなさるものだから
「盲導犬にはそういう使命があるのか」
という気持ちでいっぱいです。

申し訳ございませんが他の方のコメントは
完全に流し読みになってしまいました。
重複するのですが、
盲導犬について私たちは
全く知識がございません。

ですから、
犬好きにとっては触るだろうし、
苛立っているときは邪魔扱いしてしまう。

ただ、
もしその相手を睨みつけたりするのは、
器が小さい人間がすること。
ヤンキーと変わりません。
それを自慢げに話すのはもってのほか。
「やっぱりボランティアは
 つまらない人間が心のよりどころを
 求めてするものなのか」
というイメージダウンにもなります。

ぜひその方への注意と、
盲導犬への正しい知識を伝えることに
尽力されてほしいと思うのです。

私も微力ながら、
盲導犬への接し方を、
周りに話したいと思います。
もしメディア関係の方と接する機会があれば
提案してみたいと思います。

頑張ってください♪
心あたたまる記事をありがとうございます!

2007.11.13 05:43 URL | 藤方たいこう #- [ 編集 ]

>藤方たいこう さま
コメントありがとうございます。
残念ながら私は普段、ボランティアとはまったく縁遠い生活をしていて
今回はたまたま知り合いのツテで頼まれたという感じでした。
なので、盲導犬についても特別知識が豊富というわけではなくて
関係者の方からお話を聞いたり
勉強会のようなものに参加して得ただけのことなのです。

せっかく頂いた機会なので、私でできることはしたいと思ってはいるのですが
今のところはこうやってブログに書くくらいでしょうか。
ただ、最近は盲導犬ユーザーの方に対して
自治体や学校から講演要請がけっこう来ているそうで
何十年か前にくらべたら随分マシにはなったようです。
とはいえ、まだまだ、お店に入る時に同伴を拒否されたりということは
田舎にいけばいくほどあるとは聞きました。

どうしても普段は忙しくて
なかなか誰かのお手伝いをするということができないでいますが
これからも機会があれば、ちょっとしたことでも続けていきたいと思っています。

2007.11.14 17:24 URL | チタリニ #- [ 編集 ]













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