うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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DSCN0358.jpg

インドのデリーで滞在していた「ホテルパヤル」。
ある日ここでちょっとした事件が起こった。
その日、私とだんごさんは
北インドの冬の寒さと人々の世知辛さにすっかりやられまくり
イライラも最高潮に達していた。
そのせいか、ちょっとしたことからついつい
口げんかに発展してしまい
「じゃあ、今日は別行動にしよう!」ということになった。

私は近所の商店をねり歩き、必要な雑貨などを
買い漁っていたが、ふと、まわりが騒がしくなり
ものすごい数のやじ馬が後から後からあふれ出してきた。
すぐ近くにいるオジサンに聞いてみると
火事だ! 」という。
まずいことに、心なしか私が泊まっているホテルの方角に
人が流れていくような気もする。

まさかと思いつつも、慌ててホテルへ向かって歩いていくが
あまりのやじ馬の多さに、なかなか前に進めない。
そこここに警察官がいて、女だろうが子供だろうが
おかまいなしに、こん棒みたいなもので
ボッコボコに殴ってどかしている。

そんな「鬼畜」警察官をすり抜け、人込みを泳ぐようにかき分けて
やっとホテル付近にたどり着くと
従業員の青年が手招きをした。

状況を聞いてみる。

どうやらホテルの2件隣の商店から出火したようだ。
とりあえず一旦部屋まで上がり、いつでも逃げられるようにと
貴重品だけ持ってロビーへ移動。
しばらくドキドキしていたが
延焼は免れたようなのでほっと胸をなで下ろした。

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翌日、焼け跡には子供を含めた物乞い達が群がって
何か焼け残ったものはないか、ずーっと探していた。

最初は、テロではないかと思って本気で焦った。
実は私たちが泊まっていたホテルがある通りは
デリーでも1番の危険区域。
すでに何度も爆弾テロの被害に遭っていて
あちこちにガレキが山積しているのが見えた。

DSCN0364.jpg

そんなところになぜ泊まるのかと聞かれれば
「ここにしか安宿がないから」と答えるしかない。
どんな時も、いつの時代も貧乏人から死んでいく。

そんな事件にも見舞われ、テロの危険やその他もろもろを
回避するためにも、私たちは
一、ケンカはよくない
二、夕食は18時までに済ませ、夜間の外出はしない
三、インドの警察官には絶対近づかない
と固く心に誓った。

DSCN0372.jpg
▲仕方がないので夜は部屋から外の明かりを眺めるだけ。
ひもじくないようにと、常にクッキーやビスケットを常備していた。
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