うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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 肌寒い夜。だんごさんと私、そして時雨といっしょに定食屋のテラスで遅めの晩ごはんを食べていた。
 春とはいえどもまだまだ風が冷たくて強くて、時雨がぶるぶる震えだした。持参した毛布でくるんでやる。すると、遠くの暗闇から絶叫が聞こえてきた。なにを言っているのか意味不明なのだけれど、どうやら声の主は女性らしい。しかもかなりヤバそうな雰囲気。そのうち声はだんだん近づいて来て、通りを隔てた向かい側までやって来た。相変わらず大声でなにかしゃべり続けている。聞き取れたのは「…ポケモンは…正義だ!!!」のみ。ちっともわけ分からん。
 ちょっとイカれているのか、酔っぱらっているのか。よく見れば、その女性のファッションはどこかおかしい。例えるなら、80年代のミチコロンドン風(分かりにくいですか?)。闇夜にサングラスでポニーテールというのも不気味だ。偏見だろうか。
 だんごさんがぽつりと言う。そういえば、一緒にいるとよく不思議な人と遭遇するよね。ああ、確かにそうだよね。そうかもしれません。いやぜったいそうだ。
 そして、過去に出会ったさまざまな不思議ちゃんについての話で大盛りあがりのディナーとなった。
 しかもこの話には後日談がある。まさにその翌日。駅前の本屋から出てきたところで、ゆうべのポニーテール女子にばったり遭遇したのだ。服装はきのうのまんま。もちろんサングラスも。なんという偶然。やっぱり私ってそういうツキ(?)があるのかなあ。
 
 詳しくは言えないようなことが多いけれど、過去に遭遇した中で面白かった話を。 深夜、友達とふたりで大久保~北新宿あたりに写真撮影(単なる趣味で)に行った。大久保通りを歩いていると、いわゆる路地裏で佇んでいるおねえさん数人に声をかけられた。適当に相づちを打っているうちに、おねえさんではなくお兄さんだということに気が付き、しかも日本人ではない様子。どういうわけかものすごく気に入られ、その服はどこで買ったのかとかいろいろ聞かれる。「喫茶店に入ってもっとしゃべろうよ~~~」と、しつこく言われたけれど、やんわり断った。
 こんなことがしょっちゅうある。まわりにこんなに人がいっぱいいるのに、どうして私に声をかけてくるの? なんで私? ということが。
 駅や街頭でもよく道を聞かれる。ほとんどが外国人から。だけど、私はハンパじゃないくらいの方向音痴なのですよ。
 
 「きっと私が優しそうに見えるから話しかけてくるんだわ♡」なんて、ひとり納得していたんだけれど。最近ようやくその理由が分かった。
 数年前からよく話すようになった公園のネコおばさん。あるとき彼女と話していてこんなことを言われた。
「あなたたちとこうやって話をするようになるまでは、みんなと《あの人たちは日本人じゃないよね。モンゴル人かベトナム人だよ》って言ってたんだよ」。
 
 どうやら、私たちの靴とか服装とか髪型が日本人に見えないみたいです。
 

 
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2008.04.19 23:50 | どこにも属さないお話 | トラックバック(0) | コメント(-) |

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