うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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  今年は秋のお彼岸にあわせてぼたもちをつくった。
 スーパーで見かけるものには「おはぎ」と書いてあり、こしあんが周囲にみっちり厚ぼったく塗り込められているものが多い。おもちはちょっぴりで、輪切りにしたらあんの方が厚いじゃないかっていうくらいの。
 えびフライは衣が多いと損をした気分になるけれど、おはぎはあんこが多い方が得をした気分になるのかな。
 基本的におはぎとぼたもちは同じものと思っていいらしい。春に食べるのがぼたもちで秋がおはぎとか、つぶあんとこしあんで名称が違うとか、中のおもちの状態(粒が残っているかほとんどもち状態か)の差など、諸説あって結局どれが本当なのかは分からない。
 実家ではこういう見かけで「ぼたもち」と呼んでいた。おはぎと呼ぶことはなかったと思う。あんはつぶあんだけど、これよりもう少しだけつぶれていた。そしてもっときれいに周りをうっすら包み込んであった。
 小豆が宝石みたいにきれいで美味しそうなんだけど、何回も食べさせられて、しかもぼたもちだけでお昼に一食、という日もあり、「もう飽きた」と子供たちが言うと、母親はいつもたくあんのお漬け物を出してくれた。
 
 
 今年はちゃんと小豆を煮て作ろうと、前々から美味しい有機小豆を用意しておいた。しかし残念ながらちょうど慌ただしい時期。だけど、どうしても食べたい。忙しい時にこそ甘いものが欲しくなるというのは真実なのだ。
 小豆から煮るのはめんどくさいなあ。
 ちょっと考えて、近所のスーパーで有機の小豆缶詰を買ってきた。以前いちど買って食べたら、なかなか美味しかったから。ただ、ふつうの缶詰あんよりも水分量が多く、水切りをしても周りにうまくくっつかない。試食してみると、これでもじゅうぶん甘いし、なにより美味しい。しかも。作って数時間してから食べてみたら、実家で食べていたのとほとんど同じ味がした。
 
 思えば、実家周辺はスーパーなどない田舎。あんこの缶詰なんて手に入らないから豆を煮込んで作るのが当たり前だった。だから言えばまあ、素朴な味。
 自分で作った簡単なぼたもちは、炊飯器でもち米とうるち米をいっしょに炊いて、釜の中ですりこぎでつぶしてから丸めて缶詰のあんこをまぶしただけ。
 だけど、どういうわけか妙に素朴な味で、子供の頃を思い出したのだった。
 
 ああ、やっぱりしょっぱいものが食べたいなあ。だけど、だんごさんは漬け物が嫌いなのだ。そういえば、なすの唐辛子味噌のつくりおきがあったっけ。
 
 
 
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2008.09.26 15:52 | 自分ごはん | トラックバック(-) | コメント(-) |
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