うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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 到着日は、夕方から日本と台湾の盲導犬使用者交流会が開催された。ホテルの内装が赤を基調としているせいもあって、華やかでゴージャスな雰囲気でしょ。だけど、それほど堅苦しいわけでもなくて、いつものユーザーさんどうしの集まりみたいに、同じテーブルの人と自己紹介をしながらおしゃべりを楽しみました。
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 いつも思うのは、みんなとても社交的だってこと。ボランティアの人もユーザーさんも。私なんてこれでも年齢が若いほうだから、「お若い人はどんどんビール飲んじゃって」なんて言われちゃったりして。ほほ。もっと飲みたかったけれど、ほとんど寝ずに飛行機に乗ったせいか、体調がまだ本調子じゃなかったのが残念。お料理はどれもおいしくて、できればぜんぶ残さずいただきたいところ。あまりにメニューが多すぎて全部は無理でした。
 あとでガイドさんに聞いたら「台湾料理は残しても失礼にはあたらない。残りが出るくらい振るまうのがあたりまえ」と言われてひと安心。これってバリと一緒なんだよね。私にはどう調理しても苦手な食材があるから、残してもいいと分かるとホッとする。子どもの頃「人の家で出された食事は絶対に残すな」と、親にも先生にもガッチリ教育されて育った世代なのでいろいろ苦労するわけよ。
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 私のお向かいに座っていたのは、かつて震災に遭われ、盲導犬とともに避難所で生活をしたというユーザーさん。本邦初だったらしい。
そうだよね。盲導犬といえど、避難所に入るには様々な苦労があったのだろう。私たちはきっと、時雨をつれては行けないだろうと考えて、築30年のボロボロマンションから新築の丈夫そうなところに引っ越した。けれど、永遠にここにいるわけじゃない。つぎに引っ越すときはもっと広い部屋にして、テントやアウトドアグッズも揃えよう。私は都心でも田舎でも外国でも野宿経験が豊富だし、それを生かせばいいか。
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 旅の2日め。途中で寄った検疫の風景。3泊4日という短い滞在なので、到着翌日にはすでに、帰国のための検疫をしなければならなかったのだ。マイクロチップのありかを探して読み取る作業で、どこに埋めてあるか機械をあてて探っていた。探しあてるのに苦労して結局見つからなかったひともいた。
これから埋める予定のかたは、家族の誰かがいっしょに動物病院へ行って、どこに埋めたのか、位置をしっかり覚えておくといいと思う。
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 その後訪れたのは「保安宮」。ここは病気の回復や無病息災を祈願する寺院。デンファレがたくさん売られている。入ったとたんに懐かしい記憶がこみあげて、自然にテンションが上がってきた。花の香りがそうさせたのだ。
なにしろデンファレといえばバリ。髪に挿して踊ったり、歓迎の踊りで撒いたり、祈りを捧げるときには指先でつまんでそっと額にかかげたり。この香りにつつまれているだけで、どうしてこんなに幸福感に浸れるんだろう。すごいよ、花。
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 ちょうど現地の中学生が写生に来ていた。あちこちで画用紙とにらめっこしながら絵を描いている。そんな彼ら彼女らにも犬たちは大人気。みんな珍しそうにカメラを向けてきた。私たちは「どうぞどうぞ撮ってくださいな」とオープンマインド。台湾のひとたちに盲導犬の存在をアピールするのも、今回の旅の目的なのだ。
 そういえば、みんながカメラを持っていたんだけど、私が子どもの頃は写生大会とか遠足とかに自分でカメラを持っていくことはなかった。最近は日本でも持って行ったりするのかな。
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 お寺なのにイスがカラフルだったり看板がいい味出していたりで、こんなふうに色の洪水の中なのに統一感がある不思議。ぜんぜん関係ないけど、私はこういう土色のものやえんじ色とか、灰色がかったような。ま、いわゆるアースカラーが好き。
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 これはおみくじか占いみたいなもの。木でできていて、赤く着色してある。ガイドさんの説明を聞いてから、ユーザーの方々にまわして、手で触って感触を確かめてもらう。
 よく「目が見えないのに海外旅行に行って楽しめるの」と聞かれることがある。あるよ、あるんですよ。
たとえば、こんなふうに手で触って楽しむ。空港に降り立った瞬間だって、国によって漂ってくる匂いが違う。街に到着すると、バリだったらガムランとか踊りの音と空気感、躍動感。それからスパイシーな食。インドだったらデリーの安宿街メインバザール。歩けば口の中にハエが飛び込んでくる。牛の糞の匂い。針金のケースに入れられたチャイグラスがぶつかり合う音。オートリキシャの喧噪。
考えれば考えるほど、楽しめることって実はいっぱいある。自分がその地に降り立って心がどう動いたかとか、そんなことだって実はものすごい発見。
 かつて、障害があるからと旅行をあきらめてしまっていたひとは数多くいた。だけどいまは「トラベルサポーター」という存在もあって、いろいろと旅行中のサポートをしてくれる。どんなひとも旅行を楽しめるようになるのは嬉しい。だって、やっぱ旅って面白いじゃん。それがどんなに辛い旅だったとしてもさ。
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 バスの中から街を撮ってみた。外に出て、安い食堂に入ってお昼を食べたりしたかったな。だけど団体旅行なのでそれはガマン。いつかまた個人旅行で来るときまで楽しみは取っておこう。
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 おおっ、豆花は私の大好物。マレーシアでも食べたなあ。
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 お昼ごはんはこんな感じではじまりました。いきなり肉ですよ、肉。中華風豚の角煮。そして卵焼き。このあとの料理も撮りたかったけど、どんどん運ばれてくるわ、みんなで取り分けなくちゃならないわで撮影は断念。しょうがないね。ともかくおいしいんだからヨシ。
 ガイドさんがこんな話をしてくれた。「台湾人は食事中にお酒を飲まないんです。だから、レストランで食卓にビールが乗っているのは100%日本人」
 そーなんだ。で、台湾人はいつお酒を飲むかというと、食事が終わってから飲むんだそうです。私だったらお腹いっぱいでまったく受け付けないよ、きっと。
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 レストランを出てバスを待っているみなさん。半袖の人もいるけれど、じつはけっこう肌寒かった。
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 これも懐かしくてつい撮っちゃった。東南アジアでよく見かけた「可口可楽」の文字。日本語読みだと「カコカラ」になっちゃう。
 マレー人もバリ人もインド人もタイ人も、なぜか瓶を口から直に飲むことをしなかった。「なんで?」って聞いておけばよかった。みんな必ずストローで飲むんだよ。しかも、瓶だけじゃなく、カンジュースにもストローを挿していたっけ。飲み物を売店で買うとストローがついてくるし、コンビニのレジ横にはストロー入れがあった。マナーとしてなのか、それとも飲みやすいからなのか、もしかして上を向いて炭酸を飲むとむせやすい…なんてことはないだろうけれど。
 
 

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2008.12.16 21:24 | 緑ツナガレ オーガニックライフ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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