うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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 私の大好きな西原理恵子画伯。
 彼女の「上京ものがたり」という作品に、こんなネーム(セリフ)があるのです。
『私と同い年くらいで/私よりきれいで/ 
 私よりすべてが高そうで/そしてすごく楽しそうだった』
 
 サイバラさんがキャバクラでバイトしていた頃は、そんなふうな生活をしている人たちがまわりにいて、「ナニクソー!」と思いながらやってきた。
そういえば「上見て暮らすな下見て暮らせ」とは、彼女がよくいうセリフ。
 
 サイバラさんは私より少し上の世代。これが私の世代だとどうなるか。たしかに「きれい」と「高そう」はいっぱいいたし、わかるんだけど、最後が少しちがう気がするんだよね。
 私が見ていた当時の周囲の(けっして友だちにはならないタイプの)女の子たちはどちらかといえば、
『なんとなく孤独そうだった/つねに疲れていた』
 そんな感じ。

 本気で楽しそうにしている人なんてほんのひと握りだったような気がする。だからまわりを見てもとくに嫉妬を覚えることもなく、同じように髪を尻まで伸ばしたり、派手に染めてる友だちと、いつもしみじみ語り合っていた当時。それはそれは本当にしみじみとね。居酒屋で。
 
 ところで今日の夕暮れどき。
 何かを配っている人にさっと手渡された小冊子をめくったら、キャバクラの求人誌だった。なんで私に? 病院帰りでメガネにマスク。アウトドア系フリースのアウターにデニムという出で立ち。42歳の初冬。
 駅で合流したダンナさんに見せたら、「寒いし、さっさと配り終えたかっただけじゃない?」と冷たいお言葉をいただきました。
 
 
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2010.11.24 22:15 | どこにも属さないお話 | トラックバック(-) | コメント(-) |
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