うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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バリでは、毎日家族そろっての食事風景というものを
あまり見かけなかったような気がする。
親類一族が勢揃いするお祭りや儀式の時などは、食事が振る舞われる
こともあるが、日々の食事は、たとえ5歳の子供であろうと
庭先で一人、ぱくぱくと食べていたのを思い出す。

私の踊りの先生宅の当時2歳になる娘「カデ」も、よくひとりで
お弁当箱に入ったごはんや野菜をフォークでつつきながら、レッスンを見ていた。

特にお昼ごはんは、家の外のタイル張りの床や、庭のガゼボにこしかけて食べている。
夜は暗いし蚊もいるからか、室内で食べているようだ。

イブたちは早朝から家族全員の一日分の食事を作り置きしておき、
あとはめいめいが好きな時に好きなだけよそって食べる。
夕方帰ってくるのが遅くなった時なんかは、具がほとんど無くなったりすることも
あるらしいけれど。

そういえば我が家もそうだった。
姉弟が小さいうちはみんな一緒にごはんを食べていたが、成長するにつれて、
やれ朝練だ、習い事だと食事の時間がまちまちになってくる。
母親は大鍋で味噌汁やカレーをつくり、それぞれが好きなだけ
盛るようにしたり、一人用の鍋を買って
姉弟と父親のおかずをそれぞれ個別に出していた。

だいたいその日の最後の食事は、晩酌後の父ということになるので
「なんだよ、何にも残ってないじゃないか~」
という声がよく台所から聞こえた。

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日本では今、まっとうな家族に成長するうえでの
重要なテーマのひとつが〈食育〉らしい。
専門家(と称する人)が
「まず、孤食といって、ひとりでごはんを食べるということは絶対に避けましょう」
と言っていた。

確かにそれが出来ればいちばんなのだろう。
しかし、全ての家庭が出来るとは限らない。
無農薬野菜やお米、手作りのお菓子、化学調味料を使わない料理…。
もちろん出来るのならそっちの方がいいに決まっている。
でも、難しい場合だってある。
だいいち、まっとうな家族なんて今まで見たためしがない。

それに比べてバリの子供達は、ひとりぼっちで食べていても、誰も淋しそうにはしていないし、
淋しそうに見えないのはどうしてなんだろう。
しかも添加物バリバリの緑や真っ赤な色したゼリーや蒸しパンを
おやつに食べている。
それにはさすがの私もぎょっとすることがあるくらいだ。

確かに、自然が多いという土地柄、平均気温が高いという背景は大きいだろう。
借りていたバンガローの持ち主の息子も、
学校から帰るといつもお昼ご飯を、外でぼんやりと遠い目をしながら食べていた。
人間としてみればひとりぼっちだったけれど、いつもそばには犬がいたり、
蝶やトンボが飛んでいた。
近所のおばさんが雀を追い払う声がしていたし、
アヒルが田んぼでガアガア啼きながら虫や昆虫をついばんでいた。

それにしても、本来はかなり淋しがり屋のバリ人だというのに、
何故かごはんはひとりで食べている。ちょっと不思議。

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かなり遅れたコメントでごめんなさい

確かにバリでは家族団欒で食事するっていう習慣がナイらしいね。で、朝まとめて作りおきしたおかずがなくなってしまうと、一家の主は仕方なくワルンに行くそうだ・・・
そういえばワルンでも皆ひとりで食事してた。(ランチはそうでもなかったけど)

日本だと孤食の子供はグレるイメージあるよね笑 バリ人がそうならないのは、周りも
みんなそうだから、孤独を感じないのかなぁ
?と。 人間って結局誰かと自分を比較して
しまう生き物だからね~

2006.09.02 02:12 URL | 8っ #- [ 編集 ]

>8っ さま
そうそう、確かに夜ワルンに行くと
おじさんがひとりでクルプックつまみながら、食事してた…。
沖縄でも、小学生や中学生が普通にひとりで、夜9時とかに外で晩ごはん食べてるんでしょう?
いいね。気候もマインドも東南アジアっぽくてさぁ。

東京だとやっぱり、特に子供は周りと自分を比べちゃう傾向が強いよね…。

2006.09.02 13:09 URL | チタリニ #- [ 編集 ]













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