うしろすがたのしぐれてゆくか

愛するフレンチブルドッグと昨日と今日と明日と旅と。

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DSCN0088.jpg

2000年1月、マレー鉄道に乗ってクアラルンプルにやって来た。
タイからシンガポールまで続くマレー鉄道については
また別の機会に書くことにして。

今回は泥(lumpur)の河(kuala)という名の
マレーシアの首都でのお話。
旅を初めてひと月と少し。
この街に立ち寄ったのは、バスで国内を移動するための
ターミナル拠点ということと、予防接種のため。

ここは観光目的で訪れる人がさほど多くないのか
安宿はかなり少ない。

バカみたいに重い(一人なんと20kg!)荷物を引きずりながら
何件か探し回ってやっと見つけた宿は
トイレとシャワーが共同のWルーム。

お客はほとんどが欧米人。

それは別にかまわないが、午前中はいつ行っても
バスルームがふさがっている。
ギリギリもれそうになるまでガマンするせいで、かなりイラつく。

せめてトイレは別に造っておいて欲しかった…。

部屋のドアを半開きにして様子を窺いながら、空いたと同時に滑り込むと
なんとなくいつも香ばしい臭いが漂っている。
やっぱり共同はキツイなぁ。。。

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ここは安宿にしては珍しく、朝食というものが付く。
めちゃくちゃ薄~い食パンが2枚と
コーヒーか紅茶。

もちろんパンは自分で焼く。

ふとテーブルの上を見ると、わらわらと集まってきた客たちが
何やら黄色い物体をパンに塗っている。
バターのような気もするが、そいつはこの暑いマレーシアの
常温にさらされているというのに、少しも溶けることなく
山盛りでプレートに乗っている。

あまりに恐ろしく、何が入っているのか分かからないので
私たちは、ただ焼いただけの食パンを
美味しくもないコーヒーで流し込み、とりあえずの空腹を満たした。

ところで、マレーシアは言わずとしれた高温多湿の国。

にもかかわらず、この部屋には2台の扇風機があるのみ。
安宿にエアコンなんて、期待する方がバカというものだが
湿った風がブンブン回るだけで
洗濯物はいっこうに乾かず、部屋中生乾きの匂いがプンプン。

DSCN0080.jpg

しかもベッドには南京虫がいたようで
私は全身くまなく200ヶ所以上刺され
刺された所がみるみる腫れ上がり、見るも無残な有り様に…。

病院送りになった私の皮膚は、可愛そうなことに
虫の毒に対してアレルギー反応を起こしていたそうだ。
抗ヒスタミン剤を処方され

「熱帯の虫は怖いですからねぇ」

と、しみじみ言われたが
日本にも留学経験のある、かなりのエリートであろうこのドクター。
心の中では
「この日本人はいったいどんな所に泊まっているんだ?
と思ったに違いない。

そういえば、宿の掃除をしていたオヤジは
人はイイが仕事が雑。
ある時、真っ黒なモップでバスタブをゴシゴシ洗っている所を目撃!

私たちはシャワーの時もトイレに入る時も、しっかりMYサンダルを持ち込み
それを履いてバスタブの中に立つという
海の家でシャワーを浴びているような
なんともすっきりしない日々を送っていた。

DSCN0077.jpg
▲やっと見つけた宿のベッドで荷物を整理中に疲れ切って爆睡中
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